QUICPay、iD、Smartplus

ICカード

Edyに追随する形で、ここ1〜2年で急速に普及してきたのが、QUICPay、iD、Smartplus、DCMXなどポストペイタイプの流通系電子マネーです。これらは全てFeliCaを利用した非接触型ICカードで、それぞれプラスチックカードタイプと携帯電話(おサイフケータイ)タイプと両方あります。

DCMX以外のポストペイ式電子マネーは、電子マネー単体での入手はできません。あらかじめ支払いの親カードとなるクレジットカードの申し込みが必要です。そして電子マネーの利用分は、クレジットカードの利用分と一緒に口座から引き落とされます。

QUICPayは、2005年4月にJCBが開始し、モバイル推進協議会が推奨しているポストペイの決済規格です。名前の由来は『Quick&Useful IC Payment』の略からきています。

電子マネー利用額は、クレジットカード利用額と合算して請求されるので、あらかじめ、JCB、トヨタファイナンス、オリコ、クレディセゾンなどから発行されている、QUICPay対応のクレジットカードが必要です。
電子マネーとしての一回の支払い上限額は20,000円で、それ以上の金額の支払いはクレジットカードとしての利用になります。

QUICPayは、auから2006年秋以降に発売されているおサイフケータイにプリインストールされています。

iDはドコモが2005年12月に開始したクレジット決済ブランドで、基本的におサイフケータイをICカードとして使います。2007年1月から『三井住友カードiD(クレジット一体型)』が発行開始され、このカードを持っていれば、おサイフケータイを持っていなくても、iDが使えるようになりました。

こちらも、基本的にはクレジットカード利用額と合算して請求されるため、あらかじめ三井住友カード、イオンクレジットサービス、クレディセゾンなど、iD対応のクレジットカードを申し込んでおくことが必要です。カードを持った上で、iDサービスを追加申し込みし、iD用のアプリケーションをおサイフケータイにダウンロードすると、iDが使えるようになります。

しかし、ドコモ独自のクレジットサービス『DCMX』を使えば、クレジットカードを発行しなくても、携帯電話だけでiDが使えます。
DCMXは、ドコモが2006年4月から始めたサービスで、ドコモがクレジットカード発行会社と同じ立場でクレジットサービスを行うものです。
支払いはポストペイですが、電子マネー利用分は携帯電話料金に上乗せして請求する仕組みになっています。
一回の決済利用額が10,000円以内の場合、プリペイド式電子マネーと同じ様に、かざすだけで買い物ができます。10,000円を超える場合は、クレジットカード同様、暗証番号の入力と信用承認が必要となって、支払いに時間がかかります。

現在、ジャスコなどイオンのショッピングセンター、家電量販店(コジマ、ヨドバシカメラ、ビッグカメラ)、コンビニエンスストア(am/pm、ローソン、ココストア、ホットスパーなど)、タワーレコードなどで使うことができます(一部店舗除く)。また今後は、2007年10月から、全国のマクドナルドの導入が開始されます。

SmartplusはUFJニコスが開発し、行っているクレジットサービスです。
親カードとしてUFJカードかニコスカードが必要です。
一回の決済で30,000円まではオフラインで処理し、それ以上の額になると信用照会が必要になります。信用照会を行った場合、一回の決済での上限額は、親カードとなっているクレジットカードの利用限度額です。

またVISAインターナショナルに、このSmartplusの仕様が採用され、『VISA TOUCH』という名前で2006年9月からサービスが開始されています。基本的にSmartplusが使えるお店では、VISA TOUCHも使うことができます。

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