nanaco、WAON

ICカード

Edy、QUICPay、iD、Smartplus に加え、2007年4月に、さらに新しい大型電子マネーが参入してきました。
それは、セブンイレブンで利用可能なnanacoと、イオンが発行するWAONの2つです。
どちらもFeliCaを利用した非接触型プリペイド(前払い)式ICカードです。

nanacoは、2007年4月23日に開始されたプリペイド(前払い)式電子マネーです。イトーヨーカドーの子会社アイワイ・カード・サービスが発行しており、セブンイレブンで利用できます。
2007年5月28日までには全国のセブンイレブン全店が使えるようになる予定で、今後はイトーヨーカ堂やデニーズでも使えるようになる予定です。
カードタイプと携帯電話タイプ(『nanacoモバイル』)と2種類あり、カードタイプの場合のみ、発行手数料が300円必要です。
チャージは最大29,999円まで行えます。
利用できるようになるのは2007年夏以降の予定ですが、ポストペイ(後払い)式のQUICPayのアプリケーションも同時搭載しているため、今後、プリペイド・ポストペイ両方の支払い方法ができるようになる予定です。前払い・後払い両方行える電子マネーは、nanacoが世界初です。ちなみにポストペイでの利用の場合、親カードとして紐付けできるのは、アイワイカードのみです。

SuicaカードやEdy、WAONと違って、nanacoには入会申し込み時に個人情報の登録が必要です。
またnanacoにはポイント還元システムがあり、100円ごとに1円相当のポイントがつき、ポイントをキャッシュバックできます。(ポイント交換には1%の手数料が必要です。)
2007年末から、ANA、Yahoo!などともポイントが交換できるようなサービスを開始する予定です。
セブンイレブンはコンビニエンスストアの最大手であり、全国で約11,700店舗を持っています。nanacoの参入で、Edyが独走していたコンビニエンス業界の様子が変わることも予想されます。

また、WAON は、イオンが発行する電子マネーで、2007年4月27日に開始されたばかりです。現在、関東一都六県のイオン系列店(ジャスコ、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなど)約100店舗で使うことができますが、2008年度中には、全国のイオンのショッピングセンター23,000店舗で利用可能になる予定です。

WAON には、無記名の『WAONカード』、イオンカードの子カードとなる『WAONカードプラス』、『イオンカード(WAONカード一体型)』の三種類があります。
『イオンカード(WAONカード一体型)』以外は発行手数料300円が必要です。
買い物の限度額、チャージの上限額ともに20,000円です。
200円で1円相当のポイントがつきます。
これでイオンでは、Suica、PASMO、iDに加えて、WAONの計四種類の電子マネーが利用できる体制になりました。いよいよ電子マネーでの小額決済が、一般的なものとして定着してきた様子がうかがえます。

nanaco、WAONという、これら新しい電子マネーは、発行元が持っている店舗数がずば抜けて多いため、発行開始当初から、他の電子マネーに比べ、とても有利だと言えます。
ますます電子マネーの覇権争いは激しくなりそうです。

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