Suicaの功績

スイカの功績

2001年の導入から、Suica はまたたくまに普及し、ICカードブームの火付け役となりました。
Suicaは、利用者に「ICカードは便利」というイメージを持たせ、ICカードの「とっつきづらい」というイメージを見事に払拭してくれました。

Suicaの成功を目の当たりにした他の交通会社も、こぞって後に続いています。
JR西日本のICOCA(2003年導入)、関西圏の私鉄・バスのPiTaPa(2004年導入)、JR東海のTOICA(2006年導入)、首都圏の私鉄・地下鉄・バスのPASMO(2007年導入)、などがそうです。

Suicaの成功例は、乗車カードとして、ICカードがどれだけ役に立つか、を証明しました。
そして、同時に『FeliCa(SONYが開発した非接触型ICカードの技術方式)』がいかに優秀な技術であるかも実証しました。

2000年、国内で初めてFeliCaの採用を決定したのは、他でもない、JR東日本でした。(国外では1994年香港のオクトパスカード採用決定が初)
実は当時、FeliCaはISOという国際規格を取得していませんでした。そのため、少し異端児的な扱いを受けることがあったのですが、そのような偏見さえも見事に覆しました。
そうして、ICOCA、PiTaPaなどの他社乗車カードも、SuicaにならってFeliCaを採用しました。
日本のICカードのスタンダードは、こうしてSuicaが確立していったのです。

そしてSuicaといえば、あの可愛らしいペンギンです。
親しみやすいキャラクターデザイン、これもSuica普及の重要なファクターの一つだったと言えるでしょう。
他社のカードも、この『キャラクターを使用する』というアピール方法にならいました。

ICOCAはカモノハシ(イコちゃん)、PiTaPaはたぬき(ぴたポン)、TOICAはあまり目立ちませんがひよこ、PASMOだけは一味違ってロボットです。
ペンギンにならって、他社カードキャラクターもほとんどが『可愛らしい動物』というのも、興味深いです。これもSuicaの影響力を物語っています。

Suicaが普及したことで、交通系カードだけでなく様々なICカードが私たちの身近な存在となりました。Suicaがなければ、今日のような日本のICカード社会はなかったかもしれませんね。

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