ICカードとインフラ

ICカードとは

ICカードは大変便利ですが、ICカード単体では使えません。
ICカードの他に、ICカードを受け入れるための社会的基盤、すなわちインフラが必要となってきます。

ICカードがより普及していくためには、「社会」「システム」「ネットワーク」の三つのインフラ整備が重要だと言われています。

例えば、「社会」インフラは、法制度が整備されたり、利用できる店舗、施設が充実すること、「システム」インフラは、電子マネーを発行したり維持、運営するシステムなどが構築されること、「ネットワーク」インフラは、通信網などのネットワークが整備されること、これらが大切になってきます。


具体的にみていきましょう。

このインフラで最もわかりやすい例が、リーダー/ライターです。
リーダー/ライターがなければ、データの読み書きや、カードへの電源供給を行うことができません。Suicaであれば、ICカードや携帯電話をタッチする改札が、Edyであればレジ脇に置いてあるICカード・携帯電話をタッチする端末がこれにあたります。

このリーダー/ライターが普及しなければ、ICカードの普及はありえません。
現在問題になっているのが、ICカードごとによって対応するリーダー/ライターが異なることです。

例えばSuicaのリーダー/ライターではEdyの読み書きができません。
これはICカードを利用する側としてもちょっと不便です。
お店側も、どのリーダー/ライターを用意したらいいのか迷ってしまいますし、また何種類ものリーダー/ライターを用意するとなると大変な出費になってしまいます。

現在、この問題を解決すべく、数種類のICカードを共通で処理できるリーダー/ライターも導入されはじめています。
代表的なものとしては、イオンが導入したSuica/iD共用リーダー/ライターなどが挙げられます。
今後は、このように異なるICカードが一緒に処理できる共用リーダー/ライターが増えていくことが期待されています。

またリーダー/ライターの他に、決済処理を行うCAT(Credit Authorization Terminal=加盟店信用照会端末)も、ICカード普及のため、改善が必要だと言われています。

CATとは、クレジットカード加盟店とクレジットカード会社を結ぶオンラインシステムのことで、クレジットカードの信用照会や、売上票の作成、売り上げデータの交換業務などを行います。

従来クレジットカードは磁気カードだったため、お店には磁気カード用のCAT のみが設置されていました。
しかし、クレジットカードのICカード化すすむ今、ICカードにも対応したCATへの切り替えが急務とされています。

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