ICカードの種類と仕組み

ICカードは、大きく2種類にわけられます。
一つは接触型ICカード、もう一つは非接触型ICカードです。

1.接触型ICカード
ICカードとは

世界で最もポピュラーなタイプのICカードです。記録できる情報量が多いのが接触型ICカードの特徴で、中には1MBを超えるものもあります。
そのためキャッシュカードやクレジットカードなどセキュリティ機能を重視したものに用いられる傾向があります。日本でも銀行カードなど金融分野を中心に用いられています。

接触型ICカードは、「接触型ICカード用リーダー/ライター」に差し込んで使用します。
文字通り、接触型ICカードとリーダー/ライターを接触させてデータの読み書きを行います。そのため、ICチップ(金属端子)がカード表面に剥き出しになっています。
ICカードは小さなコンピューターなので電源が必要になってきますが、この電源はリーダー/ライターに挿入したときに、接点を通じてリーダー/ライターから供給されます。


2.非接触型ICカード
ICカードとは

非接触型ICカードは、接触型ICカードの操作性を向上させたもので、日本で最もよく知られているタイプのICカードです。アンテナを内蔵しているため、かざすだけでデータを読み書きできるのが特徴です。主に定期券や電子マネーの分野で活用されています。

SuicaやEdy、おサイフケータイなどもこの非接触型ICカードです。
非接触型ICカードは、「非接触型ICカード用リーダー/ライター」にかざして使います。
接点の代わりに電磁界を利用するため、リーダー/ライターとは直接触れ合いません。カード内に埋め込まれたICチップ上のアンテナがリーダー/ライターから出ている電磁波を受信し、それをエネルギーに変換して電源を供給して、無線でデータのやりとりを行います。

カードの向き(前後・左右・裏表)を気にする必要がなく、近づけるだけでいいので、大変便利です。
ICチップ(金属端子)はカードの内側に埋め込まれていて、外側からは見ることができません。接点がなく、ICチップ(金属端子)が剥き出しになっていないため、磨耗による劣化や汚れ等の心配がなく、メンテナンスコストを軽減できたり、接触不良トラブルを回避できるというメリットがあります。


ハイブリットカード
またハイブリットかーどという、接触型ICカードと非接触型ICカード両方のICチップを搭載したICカードもあります。

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