ICカードはここがすごい!

ICカードの特徴

ICカードの特徴は、大きく分けて4つあります。

情報量の多さ
従来の磁気カードと比べ、大容量のデータを記憶できます。
例えば使用履歴や、複雑な暗号処理、写真データなどこれまでの磁気カードには扱えなかったデータまで記憶することができます。
また、たくさんのデータを一枚に積むことができるので、ICカードのメモリに複数のアプリケーションを搭載することができます。そうすることによって一枚のカードが、定期券になったり、クレジットカードになったり、電子マネーになったり、はたまた、ポイントカードになったり、社員証になったり、さらには家の鍵になったり、と、まさにICカードを万能カードとして使うことができるのです。

セキュリティ機能
ICカードは、磁気カードに比べ、セキュリティ面で大変優位だと言われています。
まず一つは、ICチップ自体に偽造やスキミングを防ぐ機能がついている点です。
磁気カードの場合、情報は磁気ストライプ式と呼ばれる磁気テープに情報を書き込みます。
この磁気情報は、磁気テープにカードリーダーをかざせば、簡単に読み取れてしまうため、カードの持ち主が不在の間に、スキミング(=情報を盗み見る)されやすいという弱点がありました。
これに対し、ICチップは不正にアクセスされると、自ら保存しているデータを壊して、読み取られないようにする機能がついています。
さらにICチップの場合、保存されているデータ、リーダー/ライターとの通信時のデータともに暗号化処理されており、まず不正に読み取られる心配はありません。
またICチップの製造には専門的な知識や特殊な設備が必要で、偽造はとても困難です。万一偽造できたとしても採算が合わないようになっています。
さらにカード一枚一枚が固有の識別番号を持つこと、暗証番号で本人確認ができるような機能もつけられることもセキュリティに一役かっています。
よりハイレベルなセキュリティ機能として、バイオメトリックス(生体認証)も注目されています。これは指紋や顔写真、目の虹彩、手のひらの静脈パターンなどで本人確認をする仕組みです。
これらセキュリティの優れた点は、いずれも大量の情報を記憶できるICカードならではの特徴だと言えます。

「かざすだけ」という手軽さ
ICカードには接触型ICカードと非接触型ICカードの二種類ありますが、Suica、PASMO、Edyなど、日本で主に利用されているのは、非接触型ICカードです。
非接触型ICカードは、カードの情報を読み書きするリーダー/ライターに差し込む必要がなく、「かざすだけ」で利用することができます。
利用するときに時間や手間をとらないため、混雑時のコンビニや駅の改札などで威力を発揮します。
さらに挿入する必要がないため、IC『カード』と言っても、プラスチックカードの形である必要がなく、携帯電話や時計などに組み込むことが可能になりました。
またお店の側から見ても、カードやリーダー/ライターの磨耗・汚れなどの心配がなく、メンテナンスの必要がなく、とても効率的です。

ポータブル機能
携帯に優れたIDカードサイズで、持ち運びに便利です。また携帯電話を用いたICカード(いわゆる『おサイフケータイ』)の場合は、携帯電話さえ持っていれば、お財布のみならずカードさえ持ち歩く必要がありません。便利ですね。

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